データの取り出しと表示

Flexアプリケーションは、Javaなどで作成されたWeb アプリケーションと異なり、直接DBへアクセスすることはできない。
この為、FlexではRPC (リモートプロシージャコール) サービスコンポーネントと呼ばれるコンポーネントを使用してサーバとデータのやりとりを行う。
典型的な Flex アプリケーションでは、クライアントサイドの RPC コンポーネントからリモートサービスに非同期要求を送信し、結果データを取得する。


ここでは、HTTPService と呼ばれる RPC サービスコンポーネントを使用して、RSS フィードから取得したデータを
Label、DataGrid、TextArea、および LinkButton コントロールへバインドするアプリケーションを作成する。



  

  

		
		  
		    
		    
		    
		  
		


		

		
  
  

<!--
	①creationCompleteイベント
		creationComplete イベントは、アプリケーションの開始時に Application フォームと
		その子が初期化された後で発生するイベントである。
		初期化後、HTTPService.send()を実行し、RSSフィードのXMLを取得する。
	②lastResultプロパティ
		RPC コンポーネントでサービスを呼び出すと、サービスから返されたデータが lastResult 
		オブジェクトに格納される。
		ここでは、XMLをドキュメントの構造を反映したActionScriptオブジェクトとして取得している。
		<rss>
		  <channel>
		    <title>title</title>
		    <item>
		    	<title></title>
		    	<description></description>
		    	<link>
			    ...
		    </item>
		    ...
	③取得データのバインド
		HTTPServiceにより取得したオブジェクトをDataGridのDataProviderへ指定し、UIへバインドする。
		※.データプロバイダとは、コントロールによって必要とされるデータを含むオブジェクト
	④選択したアイテムの表示
		DataGrid.selectedItemプロパティにバインドされている、XMLオブジェクトのdescription要素の
		内容をテキストエリアへ表示している。
	
	⑤ダイナミックリンクの作成
		DataGrid.selectedItemプロパティにバインドされている、XMLオブジェクトのlink要素の内容を
		navigateToURLへ渡し、別ウィンドウへリンク先のページを表示している。
 -->